以前低用量ピルを服用して静脈血栓症になり死亡したと報道された事がありました。このような事例は極めて低いものの、副作用による危険性も確実にあるという事を認識して使用する事が大事です。使用の際には用法・容量をきちんと守り使用しましょう。

ネットで言われている低用量ピルと血栓の関係は本当?

低用量ピルは世界的に広く利用されている避妊方法であり、EU諸国では4人に1人ほどの割合で低用量ピルを利用しているとされています。
日本国内ではまだ普及率こそ低いものの、利用を検討する人は年々増加傾向にあるとされています。
しかしインターネットなどではこの低用量ピルに対してさまざまなことが言われており、特に多くの人にとって気になるのが「低用量ピルを飲むと血栓が出来てしまう」というようなことです。
ではこれは本当なのかと言うと、確かに低用量ピルの副作用にはこの血栓症リスクが存在しているとされています。
これは低用量ピルに含まれる女性ホルモンによって血栓の生成が促進されるからであり、女性ホルモンを配合している限りは避けられないものとなっているのです。
ただネットで言われているように「絶対に血栓症になるから使用するべきではない」というようなものではありません。
血栓症になるリスクは増えますが、これはあくまでもリスクの話です。
服用していても何事も無かったという人もかなりいますから、絶対に重大な副作用が出るというわけでもないのです。
ただしかしそのリスクが非常に大きくなってしまう人もおり、特に高血圧を抱えているというような人や日常的に喫煙をしているというような人だと血栓症が引き起こされるリスクが無視できないものになってしまいます。
そのため産婦人科では血圧の確認や喫煙習慣の有無が必ず確認されるようになっており、そこで高血圧の存在や喫煙習慣があることが分かった場合には低用量ピルの処方はされないということにされています。
ネットで広がっている情報の中には有益なものも多くありますが、しかし同じくらい情報源が定かではない情報も含まれています。
ネットの情報はあくまでも参考にとどめ、最終的な判断については医師に相談してアドバイスをもらうことをお勧めします。